SLAM DUNK
概要
「週刊少年ジャンプ」(集英社)1990年42号 - 1996年27号に連載。全276話。単行本は全31巻。
第40回(平成6年度)小学館漫画賞受賞。『DRAGON BALL』、『幽☆遊☆白書』と並ぶ絶大な人気作の一角として、1990年代半ばのジャンプ黄金期を築き上げた。
2004年7月にジャンプコミックス版単行本日本国内発行部数が1億部を突破した。それを記念して、同年8月11日には全国紙6紙朝刊紙上に於いて、作者の井上氏が個人としては異例の一面広告(湘北メンバー6人それぞれの描き下ろしイラスト)を掲載。 同年12月には統合により現在は使われていない旧神奈川県立三崎高等学校校舎(同作品登場人物の多くは神奈川県の高校生という設定。下記項目にて詳述)に於いて「1億冊ありがとうファイナル」を開催。作者HPの告知のみにもかかわらず、3日間で5000人を超えるファンが訪れ、連載終了後8年を経過しても根強い、同作品の人気を改めて印象付けた。週刊少年ジャンプ本誌での連載時には乳幼児か、若しくは生まれていなかった中高生等にも高い支持を誇る。
現段階での正当な続篇は『SLAM DUNK ファイナル』イベントの『あれから10日後』の黒板漫画のみである。また、資生堂AlephのCMにおいて、本作のキャラクターが使用されている。このCMの中には宮城の背番号が4になっているなど、最終回以降の描写がなされていることから、これも一応の続編と見ることも出来る。(このCMは資生堂のサイトで公開されている。)
ちなみに、後に台湾で続編として『スラムダンク2』が違法に無許可で作られた。高校教師となった流川楓が主人公。著作権的には、原作者に無断で製作された漫画であるが、本作のファンの多い現地では人気を博した。当然ながら正規の続篇ではないので日本での反応は無きに等しい。
あらすじ
中学3年間で50人もの女性にフラれた高校1年の不良少年・桜木花道は背の高さと身体能力からバスケットボール部の主将の妹、赤木晴子にバスケット部への入部を薦められる。 彼女に一目惚れした「初心者」花道は彼女目当てに入部するも、練習・試合を通じて徐々にバスケットの面白さに目覚めていき、才能を開花させていき、IHに上って行く・・・。
物語の舞台
本作品の舞台は神奈川県の主に湘南地区という設定になっている。登場する高校などは基本的に架空の名称が使われているが、モデルと思われる場所が存在する。他にも劇中の背景は非常に緻密な取材に立脚して描かれており、現地を訪れると漫画内の描写「そのもの」を見ることができる場所も少なくない。
- 武蔵野北高校
- 湘北高校の美術的なモデルと思われる高校。東京都武蔵野市に存在する。
- 鎌倉高校
- 陵南高校のモデルと思われる高校。神奈川県鎌倉市に存在する。
- 松陽高校
- 翔陽高校のモデルと思われる高校。物語のモデルとなった'80年代の神奈川高校バスケシーンでは国際審判員の顔を持つ阿部監督の指導の下、男子の県大会連続優勝、女子も数度の優勝を数えるなど名門として名を馳せた。当時の在籍者からは現在の各校指導者を輩出している。
- 日本体育大学
- 赤木を勧誘しにきた深沢体育大学のモデルと思われる大学。日本体育大学東京・世田谷キャンパスが東京都世田谷区深沢に存在するためその名前をとったものと思われる。また日本体育大学は大学バスケット界の強豪として知られ、劇中の設定とも重なる。
- 能代工業高校
- 山王工業高校のモデルとなった高校。同じ秋田県であることやユニフォームのデザイン、オールコートディフェンスを得意とするプレイスタイル、ベンチ入りできなかった選手たちの応援スタイル、全国大会前にOBとの練習試合の実施、監督が比較的若いことや、常に満員になる観客動員力、田臥勇太を輩出するなど実際に何度も全国大会連覇を経験している高校バスケ界の強豪として知られ、劇中の設定とも重なる。なお、能代市とは異なるが秋田市中心部には山王の地名が実在する。
ルールについて
連載終了後の2001年に大幅な公式ルール改正が行われたため、物語中で使用されている連載当時の公式ルールは現在のものとは異なる点が多い。また、連載中の1995年にも小幅な改正が行われているが、作中では最後まで1994年以前のルールが使用されている。
アニメ
テレビ朝日系列、1993年10月 - 1996年3月、放映。全101話。製作は東映動画(現東映アニメーション)。ナレーションは田中秀幸が務めている。2006年9月現在、アニマックス・テレビ大阪で再放送中である。キッズチャンネルでも夏休みにやっていることがある
開始当初は高視聴率だったが、1995年10月ごろから裏番組『筋肉番付』に苦戦し、テレ朝での放送が終了となった。
スタッフ
- 原作:井上雄彦(集英社『ジャンプコミックス』刊。(放映当時は、集英社『週刊少年ジャンプ』連載。) )
- 脚本:菅良幸、岸間信明
- キャラクターデザイン:佐藤正樹
- 美術デザイン:坂本信人
- 音楽:増田隆宣→BMF
- シリーズディレクター:西沢信孝
- 動画製作:東映動画(東映アニメーション)
- 制作協力:電通
- 制作:テレビ朝日、東映
サブタイトルリスト
- 天才バスケットマン誕生!?
- くたばれバスケ!花道vs流川
- ゴリラvs花道!究極の対決!!
- バスケットマン花道入部!
- 根性なしの午後
- 流川vs赤木・本物対決!
- 花道デビュー!ダンクさく裂
- 花道ピンチ!柔道男の罠
- オレはバスケットをやる!
- 庶民のシュートはむずかしい
- 二人だけの愛の秘密特訓!?
- 倒せ陵南!決戦前夜の猛特訓
- 湘北vs陵南 燃える主将[キャプテン]!
- 超高校級!陵南ドトウの攻撃
- 花道キンチョーの晴れ舞台!
- なんだコイツは!?田岡の誤算
- リバウンド王 桜木花道の苦悩
- ラスト2分!仙道は俺が倒す
- タイムアップ!決着陵南戦
- バスケットシューズ
- スーパー問題児!花道VS宮城
- 史上最悪どあほうコンビ誕生
- 湘北バスケ部最後の日
- 正義の味方・桜木軍団参上!
- 全国制覇をめざした男
- 三井寿15歳の悩み
- バスケがしたいです!
- インターハイ予選開始
- 花道!公式戦デビュー
- ハンセイ軍団の大反撃
- 宿敵三浦台の秘密兵器
- 天才花道!必殺ダンク
- 退場王!?桜木花道
- ゴリ直伝・眼で殺せ!
- 男たちの熱き想い
- シード校・翔陽登場
- 花道・初スタメン!
- 流川の反撃!
- 電光石火のリョータ!
- リバウンド王・桜木花道
- 翔陽エース・藤真登場
- 翔陽エース藤真の実力
- 三井、限界か!?
- 三井!嵐の3ポイント
- 退場目前!?花道ピンチ
- 花道、熱きダンク
- ライバルからの挑戦状
- 打倒海南を誓う男
- 武園・最後の闘志
- 王者への挑戦
- 計算外!?花道絶好調!
- 桜木封じの秘密兵器!
- ゴリ負傷!絶体絶命!?
- キングコング・弟
- ゲームを支配する男
- エース牧・全開!
- 安西・勝利への賭け!
- しぶとい奴ら!
- ラスト10秒!完全決着
- がけっぷちの湘北
- ボーズ頭の逆襲!
- 特訓3DAYS
- 頂上決戦!海南VS陵南
- 本領発揮!王者・海南
- 最強対決!仙道vs牧
- 仙道・一瞬の賭け!
- 最終決戦!湘北VS陵南
- 救世主!?桜木花道
- ゴリ異変!
- ゴリラダンクU
- ゴリ・復活の雄叫び!
- 人生最大の屈辱
- 流川・後半戦への賭け
- 最も危険な挑戦者
- ファインプレイ
- 勝利の予感
- 君たちは強い
- 復活!闘将・魚住純
- BW!陵南の反撃
- 湘北の不安要素
- 仙道ファイヤー!湘北崩壊!!
- ド素人・花道本領発揮
- 副主将メガネ君の執念
- 勝敗
- あらたなる挑戦!全国制覇
- 流川の野望
- 日本一の高校生
- バスケットの国アメリカ
- 鬼気迫る!流川
- 湘北真のエース!
- 全国が危ない!
- 男の友情!?桜木軍団
- 2万本への挑戦
- 静岡の激闘!湘北vs常誠
- 花道の最も熱き一日
- バスケットシューズU
- 熱き思い・魚住再び!
- 激闘開始!湘北vs翔陽・陵南
- 湘北危うし!脅威の最強軍団
- 奇跡の男・桜木花道!
- 栄光のスラムダンク
主題歌
- 「君が好きだと叫びたい」 BAAD(1stOP)第1話〜第61話
- 作詞:山田恭二/作曲:多々納好夫/編曲:明石昌夫
- サウンドトラックで収録していた「ENDLESS CHAIN」はメンバーでもあった大田紳一郎による作曲。
- 「あなただけ見つめてる」 大黒摩季(1stED)第1話〜第24話
- 作詞・作曲:大黒摩季(・ビーイングスタッフ)/編曲:葉山たけし
- 「世界が終るまでは…」 WANDS(2ndED)第25話〜第49話
- 作詞:上杉昇/作曲:織田哲郎/編曲:葉山たけし
- 「煌(キラ)めく瞬間(トキ)に捕われて」 MANISH(3rdED)第50話〜第81話
- 作詞:高橋美鈴・川島だりあ/作曲:川島だりあ/編曲:明石昌夫
- 「ぜったいに 誰も」 ZYYG(2ndOP)第62話〜第101話
- 作詞:高山征輝/作曲:織田哲郎/編曲:ZYYG
- 「マイフレンド」 ZARD(4thED)第82話〜第101話
- 作詞:坂井泉水/作曲:織田哲郎/編曲:葉山たけし
ネットしていた局
一部時差ネット・週遅れ放送局も含む。
2006年8月1日〜8月4日までNHKBS-2、NHK衛星第二にて、2006年BS夏休みアニメ特選枠内にて上記4作品を放送していた。上記4作品は全国東映系で上映。
スラムダンクのゲーム版はバンダイより発売されているが、タイトルが全て「テレビアニメスラムダンク」という表記になっている。これはコナミより『スラムダンク』というタイトルのアーケードゲームが既に出ていて商標登録されていたためである(後のフジテレビ系の『ONE PIECE』も同様)。